電気工事における軽微な工事とは?
2025/03/02
電気工事にはさまざまな種類があり、そのなかでも「軽微な工事」と呼ばれるものもあります。
ではこの軽微な工事とは、どのような工事を指すのでしょうか。
今回は、電気工事における軽微な工事について解説します。
電気工事における軽微な工事とは
電気工事において、軽微な工事とは「電気工事士の資格が必要ない工事」のことを指します。
差し込みプラグの増設や照明器具の取替などの工事は、電気工事士の資格を持つ人が作業を行うことが義務付けられています。
プラグやスイッチをケーブルに接続する工事
差し込み部分の形状を変更するために、既存のケーブルをつなぐ場合もあります。
そのような場合は、電圧が600ボルト以下であれば自身で工事を行うことができます。
ただし、照明器具用のボディの取り外しには電気工事士の資格が必要です。
小型変圧器の配線工事
玄関の呼び鈴やインターホンなど、電圧が36ボルト以下の配線工事に関しては、軽微な工事とみなされます。
ただし、オートロックと連動している・その他の機器にも影響がある場合は、トラブルを防ぐためにも電気工事士へ工事を依頼しましょう。
端子に電線をねじ止めする工事
機器によっては、使用する人自身がネジ止めを行う必要があるものも存在します。
農業に使用する機器のモーターや蓄電池などにコードやケーブルをねじ止めする場合は、軽微な工事にあたるため資格は必要ありません。
電気工事士の補助
電気工事士が行う工事の補助として作業する場合には、資格は必要ありません。
ただし、適切な監督と指示のもと作業をすることが求められます。
まとめ
電気工事には、資格の必要のない軽微な工事もあります。
ただし、600ボルト以下で他の機器と連動していないなど条件もあるため、不安な場合は電気工事士へ依頼しましょう。
『株式会社オーディーエス』は、越谷市の電気工事・水回りのリフォーム工事を行う会社です。
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