タコ足配線のリスクとは?
2024/01/01
コンセントの差込口が足りずに、いつの間にかタコ足配線になっていたというケースも少なくありません。
タコ足配線は、コンセントの差込口が増えて便利な反面、リスクも伴います。
今回の記事では、タコ足配線のリスクについて解説します。
タコ足配線のリスク
定格電流の超過
タコ足配線にすると、一カ所のコンセントで複数の電化製品を使用できます。
しかしコンセントには定格電流が決まっており、それを超えると発熱により火災が発生する可能性が高まってしまうでしょう。
トラッキング現象
トラッキング現象とは、ほこりや水分によって放電が生じる現象のことです。
放電すると異常な発熱や火花が発生し、火災の危険性が高まります。
タコ足配線は、複数の電源プラグが差し込まれていることから、トラッキング現象が起こりやすい状態と言えるでしょう。
電源コードの過熱
複数の電源コードが集まっている場合、絡まらないように束ねるケースもあるでしょう。
しかし電源コードを束ねてしまうと、放熱が妨げられ火災が発生しやすくなります。
電源コードやプラグの劣化
電源タップや延長コードの耐用年数は3〜5年と言われており、この期間を過ぎるとトラブルが多くなります。
この期間内であっても、電流超過や過熱が多い使用環境では劣化が早まる可能性があるでしょう。
まとめ
タコ足配線のリスクは、以下の4つです。
・定格電流の超過
・トラッキング現象
・電源コードの過熱
・電源コードやプラグの劣化
ついタコ足配線にしてしまいがちですが、火災発生のリスクが高まるため注意しなければなりません。
越谷市にある『株式会社オーディーエス』では、電気工事によって快適な暮らしをサポートしています。
電気工事に携わる正社員も募集しておりますので、興味のある方はいつでもご連絡ください。