感電事故が起きる原因
2024/10/01
感電事故は、電気工事のときだけでなく日常生活でも起こり得ます。
命にかかわることもあるため、未然に防ぐことが重要です。
そこで今回は、感電事故が起こる原因について紹介します。
感電事故の原因とは
電圧が異なる電線を同時につかむ
電圧の差によって電流が流れることで、感電する危険性があります。
たとえば100Vと200Vの電線を同時につかんだ場合、100Vの方から200Vの方へ100V分の電流が流れます。
このとき、人体は電流の通り道になるため感電するのです。
漏電している箇所に触れる
漏電とは、本来は絶縁されているはずの部分から電気が漏れ出すことです。
断線や絶縁不良などが原因で、電気配線やコンセントなどから電気が漏れ出している場合があります。
このような箇所に触れると、漏れ出した電気が人体に流れ込んで感電します。
電圧がかかっている電線や電化製品に触れる
電線や電化製品に触れることで起こる感電事故は、最も一般的な原因です。
裸の電線や壊れた電化製品などに触れると、そのまま電圧がかかっている電気が人体に流れ込んで感電します。
また、湿った手や足で触れると感電しやすくなるため注意が必要です。
裸の電線や壊れた電化製品は触らない・湿った手や足で触らない・使用しないときはコンセントから抜くようにしましょう。
まとめ
感電事故の主な原因は、電圧が異なる電線を同時につかんだり、漏電している箇所に触れたりすることです。
また、電圧がかかっている電線や電化製品に触れることでも感電するため注意しましょう。
当社では電気工事の経験がある方を募集していますので、求人をお探しの方はぜひお問い合わせください。